チャットボット比較15選|AI搭載型・生成AI連携型・シナリオ型を料金と用途で徹底比較


チャットボットを比較したいが、料金が「要問い合わせ」ばかりで判断できない
シナリオ型とAI搭載型、生成AI連携型の違いが分からず選び方に迷っている
顧客対応か社内ヘルプデスクか、目的別にどれを選べばいいか知りたい
チャットボットは、いま国内だけで数十のツールが提供されています。
ところが比較記事を開いても、料金が「要問い合わせ」ばかりで結局どれがいくらで何ができるのか分かりません。 本記事では15ツールをそれぞれの軸で横並びにし、比較表を記事の前半に置きました。表を見て候補を絞り、選び方6ポイントと目的別おすすめで最後の1本を決める。その流れで読めるように構成しています。
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チャットボットの3タイプと比較の前提
チャットボットとは、Webサイトやビジネスチャット上でユーザーの質問に自動で回答するプログラムです。顧客対応、社内ヘルプデスク、Webサイトでの接客と用途は広く、ツールごとに得意な領域が異なります。比較で最初に見るべきなのは、料金よりも「回答の仕組み」の違いです。仕組みが違えば、答えられる質問の範囲、運用の手間、料金の水準まで変わるからです。ここではチャットボットを3つのタイプに分けて整理します。
シナリオ型(AI非搭載)|想定内の質問に確実に答える
シナリオ型は、あらかじめ設計した選択肢や質問パターンに沿って回答するタイプです。ユーザーは提示された選択肢をたどり、決められた答えにたどり着きます。想定した質問には100%の精度で答えられ、誤回答が起きません。
一方で、シナリオから外れた聞き方にはまったく対応できず、質問が増えるたびに分岐を追加する設計工数がかかります。たとえば「営業時間を教えて」には答えられても、「土曜って開いてる?」という自由入力には反応できないことがあります。質問パターンが限定的な手続き案内や、Webサイトの入力補助・予約導線のように回答を厳密に管理したい用途に向きます。
AI搭載型(従来型)|表記ゆれに強く、学習で精度が上がる
AI搭載型は、登録したQ&Aデータに対して、ユーザーの自由入力をAIが解釈して最も近い回答を返すタイプです。「月額料金」と「月々の利用料」のような表記ゆれを吸収でき、運用を続けるほど回答精度が上がります。
ただし、回答できるのは登録済みのQ&Aの範囲内です。導入時には数十〜数百件のQ&Aを整備する必要があり、精度を高めるためのチューニング作業も発生します。FAQがすでに整っている企業、問い合わせの型が決まっているコールセンターや社内ヘルプデスクで力を発揮します。
生成AI連携型(RAG型)|資料を読み込ませるだけで回答を生成する
生成AI連携型は、マニュアル・FAQサイト・PDFなどの資料を読み込ませ、その内容を根拠に生成AIが回答文を組み立てるタイプです。Q&Aを1問ずつ登録する必要がなく、資料をアップロードするだけで公開できるため、導入の手間が3タイプの中で最も小さくなります。未登録の質問にも資料から回答を生成できるのが強みです。
弱みは、事実と異なる回答(ハルシネーション)が起きる可能性が残ることです。参照した資料を回答とあわせて表示する、回答範囲を登録資料に限定する、といった対策機能があるかが選定の分かれ目になります。なお、シナリオ型の分岐と生成AI連携型の回答を組み合わせて使うツールもあり、よくある質問は選択肢で確実に答え、範囲外だけ生成AIに任せる運用ができます。
タイプ | 回答の仕組み | 導入の手間 | 向いている用途 |
シナリオ型 | 設計した分岐に沿って固定回答 | 分岐設計が必要 | 手続き案内・入力補助・予約導線 |
AI搭載型 | 登録Q&Aから最も近い回答をAIが選ぶ | Q&A整備とチューニングが必要 | FAQが整ったCS・社内ヘルプデスク |
生成AI連携型 | 読み込んだ資料を根拠に回答を生成 | 資料アップロードのみ | 資料が多い顧客対応・社内問い合わせ |
▼3タイプの仕組みと違いをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
▼「そもそも導入する価値があるのか」から確認したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
チャットボットの選び方6ポイント
タイプが分かったら、次は個別のツールを絞り込む基準です。チャットボットは機能・料金・得意領域がツールごとに大きく異なるため、「安いから」「有名だから」で選ぶと運用段階で使われなくなるリスクがあります。ここでは、比較表を読む前に押さえておきたい6つの判断軸を紹介します。
ポイント1:導入目的(顧客対応・社内ヘルプデスク・両対応)を最初に決める
選定の出発点は「誰の、どんな質問に答えさせるか」です。顧客対応(カスタマーサポート)、社内ヘルプデスク(人事・総務・情シスへの問い合わせ)、Webサイトでのリード獲得で、最適なツールは変わります。15選の中にはHiTTOのように社内特化、KARAKURI chatbotのように顧客対応特化のツールもあります。将来的に用途を広げる可能性があるなら、1ツールで社内外に対応できるものを選んでおくと、追加導入の手間を省けます。
ポイント2:無料プラン・段階的な料金体系があるか確認する
小規模な検証から本格運用まで、事業フェーズに合わせてプランを切り替えられるかを見ましょう。無料プランや無料トライアルがあれば、実際の回答精度を確かめてから契約できます。あわせて、初期費用の有無、月額の最低料金、上位プランへの移行条件も確認してください。料金が非公開のツールは、見積もりを取る段階で候補を絞る必要があるため、比較の初期段階では料金公開ツールから見ていくのが効率的です。
ポイント3:ハルシネーション対策・回答の根拠表示・セキュリティ認証を見る
生成AI連携型は便利な反面、事実と異なる回答を生成するリスクがあります。確認したいのは次の3点です。
回答を登録資料の範囲に限定する仕組みがあるか
回答の根拠になった資料やページを表示できるか(読者が真偽を確かめられる)
自社データがAIの二次学習に使われないか、通信の暗号化・ISO/IEC 27001・プライバシーマークなどの認証があるか
根拠表示は、誤回答が起きたときに「どの資料を直せばいいか」が分かる機能でもあります。運用の手間を減らす意味でも、比較の軸に入れておきましょう。
askrunなら、回答の根拠を管理画面で確認しながら運用できます
askrunは登録した資料を根拠に回答し、参照元を確認できます。通信は暗号化、ISO/IEC 27001認証・Pマーク取得済みで安心!まずは無料プランで回答の精度をご自身の資料で試してみてください。
ポイント4:ノーコードで現場担当者だけで運用できるか
資料の登録、回答の調整、利用状況の分析。これらを情報システム部門を介さず、現場担当者だけで完結できるかが定着率を左右します。Excelアップロード、URL指定での資料読み込み、直感的なダッシュボードなど、どこまでノーコードで操作できるかを無料トライアルや管理画面のデモで確かめてください。
ポイント5:LINE・Slack・Teams連携と有人チャットへの切り替え
顧客接点ならLINEやWebチャット、社内ヘルプデスクならSlack・Microsoft Teams・LINE WORKSとの連携が必要です。加えて、AIで解決できなかった質問を有人チャットや問い合わせフォームへスムーズに引き継げるかも確認しましょう。引き継ぎ導線がないと、ユーザーはチャットボットで行き止まりになり、かえって不満が増えます。
ポイント6:導入後の運用まで伴走するサポート体制か
チャットボットは公開して終わりではありません。資料の追加、回答精度の改善、ログの読み解きを継続する必要があります。自社だけで回すのが難しい場合は、専任のカスタマーサクセスが伴走するツールを選ぶと立ち上がりが速くなります。ただし伴走支援が手厚いツールは料金も上がる傾向があるため、自社にどこまで運用リソースがあるかを先に見積もってから判断しましょう。
【比較表】チャットボット15選 料金・無料プラン・タイプ早見表【2026年9月確認】
ツール名 | 月額最安(税抜) | 無料プラン・トライアル | タイプ | 得意用途 | 主な連携 | 対応範囲 |
askrun | 有料は9,800円〜 | 無料プラン(期間制限なし) | 生成AI連携型 | 顧客対応・社内問い合わせ | Webサイト埋め込み・API(PROFESSIONAL以上) | 社内外 両対応 |
Chat Plus | 1,500円〜 | 10日間無料トライアル | シナリオ型〜AI搭載型 | 顧客対応・Web接客 | LINE・Slack・Teams | 社内外 両対応 |
Tayori | AIチャットボットは9,400円〜 | 無料プランあり | 生成AI連携型 | FAQ連動の顧客対応 | フォーム・FAQ(同ツール内) | 社内外 両対応 |
RICOH Chatbot Service | 18,000円〜 | 30日間無料トライアル | AI搭載型(生成AIプランあり) | 社内問い合わせ・顧客対応 | Teams・LINE・kintone | 社内外 両対応 |
Tebot | 9,800円〜(年間契約) | 14日間無料トライアル | シナリオ型〜生成AI連携型 | 顧客対応・社内問い合わせ | Slack・LINE・Teams | 社内外 両対応 |
IZANAI by Cloud CIRCUS | 無料プランから | 無料プラン(期間制限なし) | シナリオ型 | Web接客・CV改善 | Slack・LINE・MA(BowNow) | 社外向け |
チャネルトーク | 無料プランから | 無料プラン+14日間トライアル | AI搭載型 | EC・BtoC顧客対応 | Shopify・LINE・CRM | 社外向け |
AI-FAQボット | 30,000円〜(QA100問) | 30日間無料トライアル | AI搭載型 | 社内ヘルプデスク・FAQ | Teams・Slack・LINE WORKS | 社内外 両対応 |
sinclo | 9,440円〜 | 無料トライアル | シナリオ型 | Web接客・CV改善 | Salesforce・Slack・GA4 | 社外向け |
OPTiM AIRES | 50,000円〜(ライトプラン) | 無料プラン(期間制限なし) | 生成AI連携型 | 社内問い合わせ・顧客対応 | Webサイト埋め込み(ユーザー数無制限) | 社内外 両対応 |
PKSHA ChatAgent | 非公開(大企業向け・個別見積もり) | デモ依頼可 | AI搭載型 | 大規模顧客対応・社内 | Teams・Slack・Microsoft 365 | 社内外 両対応 |
PecoChat | 9,800円〜 | 無料トライアル | 生成AI連携型 | カスタマーサポート | Webサイト埋め込み・有人切替 | 社外向け |
KARAKURI chatbot | 非公開(大規模CS向け・初期構築支援込みの個別見積もり) | 要問い合わせ | AI搭載型(生成AI連携あり) | BtoC カスタマーサポート | Zendesk・Salesforce・Slack | 社外向け |
HiTTO | 非公開(管理者数に応じた料金・中堅〜大企業向け) | 要問い合わせ | AI搭載型 | 社内ヘルプデスク | Slack・Teams・LINE WORKS | 社内向け |
FirstContact | 2,980円〜(シナリオ型)/15,000円〜(AI搭載型) | 無料トライアル | シナリオ型〜生成AI連携型 | 顧客対応・社内問い合わせ | LINE・Slack・Chatwork | 社内外 両対応 |
※料金・無料プラン・連携は2026年9月3日時点で各社公式サイトおよび公開情報を編集部が確認したものです。askrunの料金は2026年10月1日改定後の金額です。料金非公開の3ツールは、後述の「料金相場」の「伴走支援・大規模向け(月額10万円以上)」の帯が見積もりの目安です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
表から読み取れるのは次の3点です。
まず、料金を公開しているのは15ツール中12ツールで、月額1万円前後から5万円まで価格帯が分かれています。
次に、無料プランを持つのはaskrun・Tayori・IZANAI・チャネルトーク・OPTiM AIRESの5ツールで、契約前に自社の資料で回答精度を確かめられるのはこの5本です。
最後に、料金非公開のPKSHA ChatAgent・KARAKURI chatbot・HiTTOは伴走支援や大規模運用に強みがあり、料金の決まり方(管理者数・規模・初期構築支援)から見て月額10万円以上の予算を見込める企業向けの選択肢です。
目的別に最初に見るなら、次の組み合わせが目安です。
顧客対応の定型問い合わせを減らしたい:askrun/Chat Plus/KARAKURI chatbot
社内ヘルプデスクの属人化を解消したい:HiTTO/AI-FAQボット/askrun
Webサイトのリード獲得・CV改善に使いたい:IZANAI/sinclo/Chat Plus
大規模・高精度でコールセンターを支えたい:PKSHA ChatAgent/KARAKURI chatbot
▼無料で使える範囲(QA数・回答数の上限など)を詳しく比較したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
まずは無料で試してみる
表を見比べても、実際の回答精度は触ってみないと分かりません。askrunは資料をアップロードするだけで、最短3分でチャットボットが動きます。無料プランに期間制限はないので、まずは自社のFAQを読み込ませて回答を試してみましょう。

チャットボット比較15選|料金・特徴・向いている用途
ここからは15ツールを個別に紹介します。前半12本は料金を公開しているツール、後半3本は料金非公開のツールの順に並べました。各ツールは「料金/無料/タイプ/向いている用途」の4項目で統一しているので、比較表で気になったツールだけ読んでも判断できます。
askrun|無料プランを含む5プラン、社内外両対応の生成AI連携型

askrunは株式会社ベーシックが提供する生成AI連携型のチャットボットです。FAQサイトやマニュアル、PDFをアップロードするだけでAIが資料を根拠に回答し、Q&Aを1問ずつ登録する必要がありません。顧客対応と社内ヘルプデスクの両方に1ツールで対応でき、公開までは最短3分。無料プランに期間制限がなく、有料プランは月額9,800円から、本格運用は月額19,800円のSTARTERから段階的に拡張できます。通信は暗号化、ISO/IEC 27001認証・Pマークを取得しています。
料金:FREE ¥0/BEGINNER ¥9,800/STARTER ¥19,800/PROFESSIONAL ¥49,800/ENTERPRISE ¥80,000〜(税抜・2026年10月1日改定後)
無料:無料プラン(1ユーザー・1ボット・月100回答・参考データ1,500件まで、期間制限なし)
タイプ:生成AI連携型
向いている用途:資料はあるがQ&A整備の時間がない企業。顧客対応と社内問い合わせを1ツールで自動化したい企業
5つの料金プランから自社の規模に合うものを選べ、無料プランから始めて必要になったら広げられるのがaskrunの強みです。
公式サイト:https://b-ask.run/home
Chat Plus|月額1,500円から、シナリオ型からAI搭載型まで段階拡張

Chat Plusは、チャットプラス株式会社が提供する導入実績20,000社超の定番ツールです。月額1,500円から始められ、シナリオ型・AI搭載型・有人チャットを1ツールで使い分けられます。プラン数が多く、問い合わせ量や求める精度に応じて段階的に上位プランへ移れる設計です。
料金:月額1,500円〜(税抜・複数プラン)
無料:10日間無料トライアル
タイプ:シナリオ型〜AI搭載型(生成AI対応プランあり)
向いている用途:まず低コストでシナリオ型を始め、必要に応じてAIや有人対応を足していきたい企業
公式サイト:https://chatplus.jp/
Tayori|FAQと連動するチャットボット、無料プランあり

Tayoriは株式会社PR TIMESが提供するカスタマーサポート統合ツールで、フォーム・FAQ・アンケート・チャットボットを1ツールで運用できます。FAQを更新するとチャットボットの回答にもそのまま反映される連動設計が特徴で、FAQサイトと二重管理になりません。
料金:AIチャットボット機能はプロフェッショナルプラン月額9,400円〜(税抜)
無料:無料プランあり(チャットボット機能は有料プラン)
タイプ:生成AI連携型(FAQ連動)
向いている用途:FAQサイトの運用とあわせてチャットボットを導入したいBtoB・BtoC企業
RICOH Chatbot Service|Excelで始める、30日間無料トライアル

RICOH Chatbot Serviceは株式会社リコーが提供するチャットボットです。ExcelにQ&Aを入力するだけで運用を始められる手軽さが特徴で、30日間の無料トライアルと無料オンラインデモで導入判断がしやすい構造になっています。生成AIチャットプランも用意されています。
料金:月額18,000円〜(税抜・初期費用0円)
無料:30日間無料トライアル
タイプ:AI搭載型(生成AIプランあり)
向いている用途:Excel運用の延長でチャットボットを始めたい企業。Teams・kintoneと連携させたい企業
Tebot|初期費用0円・月額9,800円から、シナリオ・Q&A・生成AIを選べる

Tebotは株式会社アノテテが提供するチャットボットです。初期費用0円、月額9,800円からの低価格で、シナリオプラン・Q&Aプラン・生成AIプランと回答方式に応じてプランを選べます。ユーザー数やQ&A登録数で料金が変わらず、初期設定の無償代行サポートが全プランに付きます。
料金:月額9,800円〜(シナリオプラン・年間契約時/Q&Aプラン45,000円/生成AIプラン80,000円、税抜)
無料:14日間無料トライアル
タイプ:シナリオ型〜生成AI連携型(プランで選択)
向いている用途:登録数や利用者数を気にせず定額で使いたい企業。初期設定を任せたい企業
IZANAI by Cloud CIRCUS|無料から使えるシナリオ型、Web接客に強い

IZANAIはクラウドサーカス株式会社が提供する、Webサイト上でのCV(コンバージョン)改善に特化したチャットボットです。会話フローをパズルのように組み合わせて作成でき、フリープランは期間制限なしで使い続けられます。MAツールとの連携で、チャットボットを使ったユーザーのサイト行動を追える点も特徴です。
料金:無料プランから(有料プランはボット数・CV数に応じて選択)
無料:フリープラン(期間制限なし・月間CV数に上限)
タイプ:シナリオ型(AI版は別サービス)
向いている用途:Webサイトの問い合わせ・申し込み導線を増やしたいマーケティング担当
チャネルトーク|無料プランあり、EC・BtoCの顧客対応向け

チャネルトークは、接客チャットと社内チャットを1つにしたカスタマーコミュニケーションツールです。AIによる自動応答、シナリオ、有人チャットを組み合わせて顧客対応を自動化でき、ShopifyやLINEとの連携に強みがあります。基本機能は無料プランで使え、有料プランは顧客数(MU)に応じた料金体系です。
料金:無料プランから(有料は顧客数・シート数に応じたプラン制、詳細は公式サイト参照)
無料:無料プラン+有料機能の14日間トライアル
タイプ:AI搭載型(シナリオ・有人チャット併用)
向いている用途:ECサイトやBtoCサービスで、チャット接客と問い合わせ対応をまとめたい企業
AI-FAQボット|QA数で料金が決まる社内外両対応、月額3万円から

AI-FAQボットは株式会社L is Bが提供するFAQ特化型のチャットボットです。QA数100問ごとに料金が決まる明快な体系で、Excelで一括登録でき、表記ゆれの吸収と自動学習に対応します。Teams・Slack・LINE WORKSなど社内チャットとの連携が充実しており、社内ヘルプデスク用途で選ばれています。
料金:月額30,000円〜(QA数1〜100問、以降100問ごとに10,000円追加、税抜)
無料:30日間無料トライアル(QA数100問まで)
タイプ:AI搭載型
向いている用途:FAQが整理済みで、情シス・総務・人事の問い合わせをビジネスチャット上で自動化したい企業
公式サイト:https://faq-bot.ai/ja/
sinclo|CV改善に特化したシナリオ型、月額1万円前後

sincloは、Webサイト訪問者の状況に合わせて話しかけるチャットボット型のWeb接客ツールです。訪問回数や閲覧ページに応じたシナリオの出し分け、有人チャットへの切り替え、離脱防止のポップアップなど、問い合わせ数とCVRを上げるための機能がそろっています。サイト設置数が増えても料金が変わらない定額制です。
料金:月額9,440円〜(コスト重視プラン、税抜)
無料:無料トライアルあり
タイプ:シナリオ型(有人チャット併用)
向いている用途:不動産・人材・EC・飲食などWebサイトからの予約・問い合わせを増やしたい企業
公式サイト:https://chat.sinclo.jp/
OPTiM AIRES|フリープランは期間制限なし、ライトプラン月額5万円

OPTiM AIRESは株式会社オプティムが提供する生成AI連携型のチャットボットです。PDF・CSV・WebサイトのURLを登録するだけで、最短5分でチャットボットを作成できます。フリープランに利用期間の制限がなく、どのプランでも管理者・利用者のユーザー数に上限がありません。回答時に参照元を表示でき、登録データはAIの学習に使われない仕組みです。
料金:ライトプラン月額50,000円(税抜・初期費用0円)。容量・ボット数はカスタマイズ可
無料:フリープラン(期間制限なし)
タイプ:生成AI連携型(登録Q&Aとの併用可)
向いている用途:利用者数が多い社内問い合わせ。参照元を確認しながら運用したい企業
FirstContact|シナリオ型2,980円から、AI搭載型・生成AI連携型へ段階的に切り替え

FirstContactは株式会社バイタリフィが提供するチャットボットです。シナリオ型なら月額2,980円、AI搭載型なら月額15,000円、生成AI連携型なら月額80,000円と、3タイプがそのまま料金プランになっています。シナリオはExcelフォーマットで作成でき、LINE・Slack・Chatworkにも設置できます。まずシナリオ型で小さく始め、問い合わせが増えたらAIに切り替える運用に向きます。
料金:月額2,980円〜(シナリオ型)/15,000円〜(AI搭載型)/80,000円〜(生成AI連携型)、税抜
無料:無料トライアルあり
タイプ:シナリオ型〜生成AI連携型(プランで選択)
向いている用途:タイプごとの料金差を見ながら段階的に育てたい企業。Excelでシナリオを管理したい企業
PecoChat|資料アップロードで最短1分、月額9,800円のカスタマーサポート特化

PecoChatは株式会社PecoAIが提供するカスタマーサポート特化の生成AI連携型チャットボットです。ExcelやWord、PDFをアップロードするだけでAIが学習し、最短1分でチャットボットの作成が完了します。初期費用も月数の縛りもなく、必要な期間だけ使えます。解決できない質問は有人オペレーターに切り替えられ、50か国語以上に対応します。
料金:月額9,800円〜(Basicプラン、税抜・初期費用0円)
無料:無料トライアルあり
タイプ:生成AI連携型
向いている用途:小規模なカスタマーサポートを低コストですぐに自動化したい企業。多言語対応が必要な企業
公式サイト:https://pecochat.co.jp/
PKSHA ChatAgent|国内シェアNo.1、エンタープライズ向け
PKSHA ChatAgentは株式会社PKSHA Technologyが提供する対話AIです。日本語に特化した独自アルゴリズムと辞書データを持ち、少ない学習データでも高精度な回答を実現します。導入企業向けの定期セミナーやトレーニングなど伴走支援が手厚く、大手企業・エンタープライズ規模の導入実績が豊富です。
料金:非公開(大企業向けの個別見積もり)
無料:デモ依頼可
タイプ:AI搭載型(生成AI連携あり)
向いている用途:問い合わせ件数が多く、高精度・高信頼のAI運用を専任チームと進めたい大企業
KARAKURI chatbot|カスタマーサポート特化、FAQと一元管理

KARAKURI chatbotは、カラクリ株式会社が提供するカスタマーサポート特化のチャットボットです。チャットボットに登録したQ&AからFAQページを自動生成でき、一方を修正すればもう一方にも反映されるため二重管理が不要です。よくある質問は登録Q&Aで確実に答え、範囲外は生成AIが資料を参照して回答する構成で、BtoCの大規模カスタマーサポートに強みがあります。
料金:非公開(大規模カスタマーサポート向け。初期構築支援を含む個別見積もり)
無料:要問い合わせ
タイプ:AI搭載型(生成AI連携あり)
向いている用途:BtoCの顧客対応で、回答精度の厳格さとFAQサイトの一元管理を求める企業
HiTTO|社内ヘルプデスク特化、バックオフィス共通AI搭載
HiTTOは、マネーフォワードグループのHiTTO株式会社が提供する社内DX特化型のチャットボットです。人事・労務・経理・情シスなどバックオフィス領域に特化した共通AIが膨大な質問パターンを事前学習済みで、自社独自の情報を追加登録するだけで社内問い合わせの自動化を始められます。
料金:非公開(管理者数に応じた料金体系・中堅〜大企業向け)
無料:要問い合わせ
タイプ:AI搭載型
向いている用途:社内ヘルプデスクの属人化解消を最優先したい人事・総務・情シス担当
公式サイト:https://hitto.jp/
目的別おすすめ|顧客対応・社内ヘルプデスク・リード獲得
15ツールを見比べても、最後は「自社の目的に一番近いのはどれか」で決まります。ここでは代表的な3つの目的ごとに、15選の中から候補を2〜3本ずつ選びます。読者自身の目的に近い項目を杖っくしてください!
顧客対応の定型問い合わせを減らしたい
「パスワードの再発行方法」「料金プランの違い」のような定型的な問い合わせが全体の大半を占めているなら、生成AI連携型かAI搭載型で一次対応を自動化し、解決できないものだけ有人に回す構成が向きます。候補は
askrun
PecoChat
KARAKURI chatbot
です。顧客対応と社内問い合わせを1本で持ちたい企業はaskrun、カスタマーサポートだけを低コストで始めたい企業はPecoChat、BtoCの大規模運用ならKARAKURI chatbotが目安になります。
実際の効果の目安として、株式会社ベーシックが運営するフォーム作成ツール「formrun」のカスタマーサポートでは、既存のFAQサイトとマニュアルをaskrunに登録し、問い合わせ前にAIが自動回答する導線を作りました。その結果、定型的な問い合わせの約9割をAIが自動対応し、問い合わせ全体を約4割削減(月間580件→340件)、サポート人員を64%削減(7名→2.5名)しています。ポイントは、削減できたのが「定型」の部分で、複雑な問い合わせは人が対応を続けていることです。全部を自動化しようとせず、定型と非定型を切り分けることが成果の分岐点になります。
askrunなら、定型問い合わせの一次対応を今日から自動化できます
formrunのサポートチームが使ったのと同じ仕組みを、無料プランで試せます。既存のFAQページのURLを登録するだけなので、まずは自社の問い合わせで回答精度を確かめてみてください。
▼formrunカスタマーサポートの導入事例の詳細は、こちらの記事をご覧ください
社内ヘルプデスクの属人化を解消したい
「あの人しか知らない」「担当者が休むと問い合わせが止まる」という状態なら、社内チャットと連携できるツールが第一候補です。HiTTOはバックオフィス特化の事前学習済みAIで立ち上がりが速く、AI-FAQボットはQA数ベースの明快な料金でTeams・Slack・LINE WORKSに乗せられます。社内規定やマニュアルがすでにPDFやWebでそろっている企業は、資料をそのまま読み込ませられるaskrunや、利用者数に上限のないOPTiM AIRESも候補になります。社内向けは利用者が従業員に限られるため、まず1部署で試して回答精度を確認し、部署を広げていく進め方が定着しやすいです。
Webサイトからのリード獲得・CV改善に使いたい
問い合わせ対応ではなく、Webサイト訪問者の申し込みや資料請求を増やしたいなら、シナリオ型のWeb接客ツールが向いています。IZANAIはフリープランから始められ、MA連携でチャット後のサイト行動を追えます。sincloは訪問回数や閲覧ページに応じてシナリオを出し分け、離脱防止のポップアップまで備えています。Chat Plusは低価格でWeb接客と問い合わせ対応を兼ねられます。この用途では回答の柔軟性より離脱を減らす導線設計が成果を左右するため、生成AI連携型よりシナリオ型が選ばれる傾向があります。
▼目的・規模別にさらに厳選したおすすめを知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
チャットボットの料金相場|タイプ別・規模別の目安
比較表で「要問い合わせ」だったツールも含めて、予算を組むための相場を整理します。料金はタイプと、伴走支援の有無で大きく変わります。
タイプ | 初期費用 | 月額の目安 | 向く規模 |
シナリオ型 | 0円〜 | 無料〜1万円前後 | 個人・小規模サイトの導線改善 |
AI搭載型 | 0〜10万円 | 1万〜5万円 | FAQが整った中小〜中堅企業 |
生成AI連携型 | 0円〜 | 無料〜5万円 | 資料が多く、Q&A整備の時間がない企業 |
伴走支援・大規模向け | 要見積もり | 10万円以上 | 大企業・コールセンター・自治体 |
比較サイトの調査でも、よくある質問に自動回答するだけなら月額1万円以下から利用でき、幅広い領域で高精度に対応したい場合は月額10万円程度が目安とされています。
※出典:アスピック「チャットボット比較17選!タイプ別の選び方(図解・比較表も)」
生成AI連携型の価格例として、askrunの5プランを挙げます。無料プランから月額8万円〜カスタマイズ運用が可能なENTERPRISEまで、ユーザー数・回答数・ボット数に応じて段階的に選べる構成です。
プラン | 月額(税抜) | ユーザー数/ボット数 | 月間回答数 |
FREE | ¥0 | 1/1 | 〜100 |
BEGINNER | ¥9,800 | 2/1 | 〜400 |
STARTER | ¥19,800 | 5/3 | 〜1,500 |
PROFESSIONAL | ¥49,800 | 10/5 | 〜4,000 |
ENTERPRISE | ¥80,000〜 | 要見積もり | 要見積もり |
※2026年10月1日改定後の料金です。API連携・二要素認証はPROFESSIONAL以上、IP制限・DB連携はENTERPRISEで利用できます。
料金を比較するときの注意点
月額だけでなく初期費用・最低契約期間(3か月〜1年の縛りがあるツールも)を確認する
「回答数」「QA数」「ユーザー数」のどれで上限が決まるかはツールごとに違う。自社の月間問い合わせ件数から逆算する
料金非公開のツールは、見積もりに初期構築支援の費用が含まれることが多い
askrunなら、無料プランで月100回答まで実際に運用できます
料金表を眺めるより、月に何件の問い合わせをAIが解決できるかを試した方が予算は組みやすくなります。資料をアップロードするだけ、最短3分。まずは無料で始めてみましょう。
▼費用の内訳や費用対効果の試算まで詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
チャットボット比較でよくある質問

チャットボットを比較するときに多く寄せられる質問を3つまとめます。
Q. | Q. 企業で使うチャットボットとChatGPTの違いは何ですか? |
|---|---|
A. | ChatGPTのような汎用の生成AIは、一般知識から回答を生成するため、自社のマニュアル・製品情報・料金体系には答えられません。企業向けチャットボットは、自社の資料やQ&Aを登録し、その範囲で回答する仕組みを持ちます。生成AI連携型なら、登録した資料を根拠に回答を生成するため、汎用AIの柔軟さと自社情報の正確さを両立できます。 |
Q. | Q. 比較表のどこから見て決めればいいですか? |
|---|---|
A. | 最初に見るのは「タイプ」と「対応範囲」です。自社の質問がシナリオで足りるのか、資料から回答を生成させたいのかでタイプが決まり、顧客向けか社内向けかで対応範囲が決まります。この2つで候補は3〜5本に絞れます。そのあとで料金と無料プランを見て、実際に触れるツールから試すのが最短です。料金から先に見ると、要問い合わせのツールを検討から外しすぎてしまうことがあります。 |
Q. | Q. シナリオ型と生成AI連携型、どちらを選ぶべきですか? |
|---|---|
A. | 回答範囲が限定的で誤回答が許されない手続き案内や、Webサイトの入力補助・予約導線はシナリオ型が適しています。質問パターンが多様で、マニュアルやFAQがすでに大量にある業務は生成AI連携型が向いています。迷う場合は、よくある質問をシナリオで確実に答え、範囲外を生成AIに任せる併用型のツールを選ぶと両方の強みを使えます。 |
まとめ
チャットボット比較で最初に決めるのは、料金ではなく「どのタイプで、誰の質問に答えさせるか」です。シナリオ型・AI搭載型・生成AI連携型の違いと、顧客対応・社内ヘルプデスク・リード獲得のどれを目的にするかが決まれば、15ツールは自然に3〜5本まで絞れます。
そのうえで比較表の料金と無料プランを見て、実際に触れるツールから試してください。料金を公開している12ツールのうち無料プランがあるのは5ツール。契約前に自社の資料で回答精度を確認できるかどうかが、導入後に「使われないチャットボット」にならないための分かれ目です。
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候補を絞ったあと、社内で稟議を通すには機能・料金・セキュリティ要件を並べた資料が必要になります。askrunのサービス資料では、無料プランを含む5つの料金プランの詳細スペックと、ISO/IEC 27001・Pマークなどのセキュリティ対応をまとめています。まずは無料で資料をダウンロードして、自社の要件と照らし合わせてご確認ください。











