FAQサンプルを業種別に紹介!そのまま使える例文と作り方

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  • FAQに載せる質問が思いつかず、項目出しで止まっている
  • ゼロから例文を書くのに時間がかかりすぎる
  • 業種や社内向けに合った具体例が見つからない

FAQを作ろうとして、最初の「何を載せるか」で手が止まっていませんか。実際にFAQ作成で一番時間がかかるのは、文章を書く工程ではなく質問の項目出しです。この記事では、EC・SaaS・金融から社内向け、コールセンターまで、そのままコピーして使えるFAQサンプルを業種・用途別に紹介します。さらに、サンプルを自社の実情に合わせて直すコツもまとめました。手元の例文をベースに、最短ルートでFAQを公開しましょう。

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「忙しくて全部は読むのは大変…」

という方に向けて、最初にこの記事の要点をまとめました。気になる箇所がございましたら本文で詳しく解説していますので、是非お読みください!

  • この記事の要点

FAQ作成で最も重要なのは項目出しで、過去の問い合わせ履歴から優先度の高い質問を抜き出すのが近道

例文は業種・用途でほぼ型が決まっており、EC・SaaS・金融・社内・コールセンターのサンプルを土台にすれば短時間で作れる

サンプルはそのまま使わず、主語・条件・例外を自社の実情に置き換え、結論ファーストで書き直すのが使われるFAQのコツ

FAQ(よくある質問)とは|Q&Aとの違いとサンプルを使うメリット

FAQは、顧客や社員から繰り返し寄せられる質問と、その回答をまとめたものです。よく似たQ&Aとの違いを押さえると、どんな例文をそろえればいいかが見えてきます。ここでは両者の違いと、サンプルを使うメリットを整理します。

FAQとQ&Aの違いは?

FAQとQ&Aは混同されがちですが、対象とする質問の範囲が違います。FAQは「よく聞かれる質問」に絞り込み、ユーザーの自己解決を促すものです。一方のQ&Aは、想定される質問を網羅的に並べます。

たとえば「送料はいくらですか」のように問い合わせの多い質問だけを選ぶのがFAQ、細かな仕様まで一問一答でそろえるのがQ&Aです。サンプルを探すときも、まずは問い合わせ実績の多い質問から型を借りましょう。

▼FAQの定義や作り方をもう一段詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください

FAQサンプル(テンプレート)を使う3つのメリット

サンプルを土台にすると、FAQ作成は一気にラクになります。主なメリットは3つです。

  • 作成時間を大きく短縮できる:回答をゼロから考えず、型に沿って埋めるだけで形になります。
  • 回答の品質を均一にできる:書き方の順序が決まるため、担当者が変わっても粒度がぶれません。
  • 項目の抜け漏れを防げる:業種ごとの定番質問をベースにすれば、載せ忘れに気づけます。

特に、初めてFAQを作る担当者ほどサンプルの効果は大きくなります。

【顧客向け】業種別FAQサンプル例文集

ここからは、そのまま使える顧客向けのFAQサンプルを業種別に紹介します。自社に近い業種の例文をベースに、表現や条件を差し替えて使ってください。回答はすべて結論を先に示す形でまとめています。

EC・通販サイトのFAQサンプル

EC・通販では「配送・決済・返品」への質問が中心です。

Q.

注文してから何日くらいで届きますか?

A.

通常、ご注文から〇営業日以内に発送します。発送後にお送りするメールの追跡番号から、配送状況を確認できます。

Q.

注文後にキャンセルできますか?

A.

発送前であれば、マイページの注文履歴からキャンセルできます。発送後は、一度お受け取りのうえ返品手続きをお願いします。

Q.

返品・交換の条件を教えてください。

A.

商品到着後〇日以内で、未使用・未開封の場合に対応します。お客様都合の返品は送料をご負担いただきます。

SaaS・ITサービスのFAQサンプル

SaaSでは、料金・設定・トラブル対応への質問が多く寄せられます。

Q.

無料トライアルで全機能を使えますか?

A.

はい、〇日間はすべての機能をお試しいただけます。期間終了後に自動で有料プランへ移行しません。

Q.

料金プランの変更はできますか?

A.

管理画面の「契約情報」から変更できます。上位プランは即時、下位プランは次回更新日から適用されます。

Q.

ログインできないときはどうすればいいですか?

A.

まずパスワードを再設定してください。解決しない場合は、サポート窓口へご連絡ください。

金融機関のFAQサンプル

金融では、手続きや本人確認に関する正確な案内が必要です。

Q.

登録住所を変更したいです。

A.

インターネットバンキングまたはアプリの「お客様情報」から変更できます。郵送での手続きも可能です。

Q.

キャッシュカードはいつ届きますか?

A.

口座開設の手続き完了から、〇営業日ほどで発送します。

Q.

暗証番号を忘れてしまいました。

A.

本人確認のうえ、再設定の手続きをご案内します。お近くの窓口またはコールセンターへご連絡ください。

小売・飲食店のFAQサンプル

来店前の確認事項に関する質問が多い業種です。

Q.

予約のキャンセルにキャンセル料はかかりますか?

A.

〇日前までは無料です。それ以降は料金の〇%を申し受けます。

Q.

アレルギー対応はできますか?

A.

一部メニューで対応しています。詳細は注文時にスタッフへお伝えください。

Q.

クレジットカードは使えますか?

A.

VISA、Mastercard、JCBなど主要ブランドをご利用いただけます。

不動産・サービス業のFAQサンプル

契約条件や所要時間など、事前の不安を解消する質問が中心です。

Q.

初期費用には何が含まれますか?

A.

敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などが含まれます。物件により異なるため、担当へご確認ください。

Q.

内見はできますか?

A.

事前予約制でご案内しています。ご希望の日時をお知らせください。

Q.

施術(サービス)の所要時間はどのくらいですか?

A.

メニューにより異なりますが、平均〇〜〇分が目安です。

問い合わせ削減につながるFAQサイトの設計・運用を知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください

【社内向け】部門別FAQサンプル例文集

社内向けFAQは、バックオフィス部門への問い合わせを減らす効果があります。人事・総務・情シスでよく聞かれる質問を、部門別にまとめました。回答先のマニュアルや窓口を明記するのがポイントです。

人事・労務のFAQサンプル

Q.

有給休暇はいつまでに申請すればいいですか?

A.

取得希望日の〇営業日前までに、勤怠システムから申請してください。

Q.

年末調整に必要な書類を教えてください。

A.

保険料控除証明書などが必要です。詳細は社内ポータルの案内をご確認ください。

Q.

副業をする際の届出は必要ですか?

A.

事前に直属の上長へ申請が必要です。承認を得てから開始してください。

総務・経理のFAQサンプル

Q.

経費精算の締め日はいつですか?

A.

毎月〇日までに専用フォームへ入力し、領収書を添付してください。

Q.

備品を注文したいときはどうすればいいですか?

A.

総務の申請フォームから依頼してください。担当が発注します。

Q.

会議室の予約を変更したいです。

A.

予約システムから変更・キャンセルができます。

情シス・ヘルプデスクのFAQサンプル

Q.

社内Wi-Fiのパスワードを知りたいです。

A.

社内ポータルのトップページに掲載しています。

Q.

新しいソフトをインストールしたいです。

A.

情報システム部の申請フォームから依頼してください。個人での導入は禁止しています。

Q.

PCの動作が重いときはどうすればいいですか?

A.

一度再起動してください。改善しない場合は、ヘルプデスクへご連絡ください。

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【コールセンター向け】FAQサンプルと対応手順の例文

コールセンター向けのFAQは、オペレーターが対応中に素早く確認できるよう、手順を簡潔にまとめます。判断に迷いやすい場面のサンプルを紹介します。

本人確認・個人情報変更の手順サンプル

Q.

個人情報の変更依頼を受けたときの本人確認は?

A.

次の3点を確認し、すべて一致した場合のみ手続きに進みます。

  • お客様の氏名(フルネーム)
  • 登録の電話番号
  • 登録の生年月日

一致しない場合は変更を受け付けず、再確認をお願いします。

クレーム・商品トラブル対応のサンプル

Q.

「届いた商品が壊れていた」と連絡があったときは?

A.

次の順で対応します。

  1. まず不便をかけたことをお詫びし、注文番号を伺う
  2. 交換品の発送と、破損品の回収を案内する
  3. システムで交換・再発送の手続きを行う

エスカレーション基準のサンプル

Q.

上長へ交代すべきなのはどんなときですか?

A.

次の場合は、お客様にお待ちいただき速やかに上長へ交代します。

  • 責任者との交代を明確に求められた
  • 返金や賠償の具体的な要求があった
  • マニュアルにない、判断が難しい問い合わせ

FAQサンプルを自社用に仕上げる書き方のコツ

サンプルはそのまま貼るだけでは、自社の状況に合いません。読者に「使われる」FAQにするための、書き直しのコツを3つ紹介します。

ポイント1:主語・条件・例外を自社の実情に置き換える

サンプルの「〇営業日」「〇%」といった箇所は、必ず自社の数値に直します。条件や例外も、自社のルールに合わせて書き換えましょう。

たとえば返品の例文なら、対応日数・対象商品・送料負担の3点を実態に合わせるだけで、すぐ使える回答になります。

ポイント2:結論を最初に書き、補足を後ろに回す

FAQを読む人は、答えを今すぐ知りたい状態です。「はい、〇日以内なら可能です」と先に結論を示し、条件や手順はその後に書きます。

前置きが長いと離脱の原因になります。一問一答で、まず答えから始めましょう。

ポイント3:専門用語を避け、検索される言葉を盛り込む

社内用語や業界用語は、利用者が使う言葉に言い換えます。「解約」「退会」「やめたい」のように、同じ意味の言葉を回答に入れておくと、検索でも見つかりやすくなります。

作成手順そのものをじっくり知りたい場合は、次の記事も参考になります。

▼FAQの具体的な作り方を順を追って知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください

FAQの充実が顧客体験(CX)向上につながる理由

FAQを整えることは、問い合わせを減らすだけでなく、顧客体験(CX)そのものを高めます。「知りたいことがすぐ分かる」状態は、それだけで満足度につながります。

  • 疑問をその場で自己解決できる:探す手間なく答えにたどり着けると、顧客は「対応が早い会社」という印象を持ちます。
  • 24時間いつでも答えが返ってくる:営業時間外の不安をなくし、機会損失を防げます。

さらに、FAQをチャットボットと組み合わせると、自己解決の精度はぐっと上がります。実際にAIチャットボットを導入したformrun(フォーム作成ツール)のCSチームでは、月間の問い合わせが5,000件から500件へ減りました。FAQの整備とチャットボット化は、CX向上と業務負担の軽減を同時に進める現実的な一手です。

▼FAQとチャットボットの違いや組み合わせ方を知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください

よくある質問

Q.

FAQは何問くらいから始めればいいですか?

A.

まずは10〜20問程度で十分です。問い合わせの多い質問に絞って公開し、運用しながら増やすのが効率的です。最初から完璧を目指す必要はありません。

Q.

FAQとQ&Aはどう使い分ければいいですか?

A.

よく聞かれる質問に絞って自己解決を促すならFAQ、細かな仕様まで網羅するならQ&Aが向きます。サイトのトップ近くにはFAQ、仕様ページにはQ&A、という置き分けが分かりやすいです。

Q.

作ったFAQが使われないときはどうすればいいですか?

A.

設置場所と検索性を見直しましょう。トップやお問い合わせ前に導線を置き、別の言い方でも見つかるようキーワードを足します。閲覧数の少ない質問は、表現を直すか統合します。

まとめ

FAQ作成でつまずきやすいのは、文章よりも「何を載せるか」の項目出しです。本記事の業種別・用途別サンプルを土台にすれば、その工程を大きく短縮できます。

大切なのは、サンプルをそのまま貼るのではなく、主語・条件・例外を自社の実情に置き換えることです。結論を先に書き、検索される言葉を入れれば、利用者に使われるFAQに近づきます。

まずは問い合わせの多い10〜20問から作り始め、運用しながら育てていきましょう。整えたFAQをさらに活かすなら、FAQをチャットボットの資料としてアップロードすることで、より簡単に求めている情報にたどり着くことが出来ます!

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志村 知里
志村 知里
電通デジタルでWeb広告運用を経験後、株式会社ベーシックへ入社。広告運用の知見を軸に、サービスサイト改善、SEOコンテンツ企画、新規集客戦略の設計まで幅広く担当。ユーザー獲得からCV改善まで、一貫したデジタルマーケティング施策に取り組んでいる。

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